マネーボイス メニュー

日経平均VIは小幅に低下、株価底堅いとの見方から警戒感は広がらず

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.10(低下率0.58%)の17.19と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は17.41、安値は17.04。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが支えとなり、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後は下げに転じ、前日終値近辺での動きとなっているが、日経225先物が昨日までの5日続伸で1040円上昇した後にしては底堅いとの見方がある。一方、来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることから、これに対する警戒感も意識されているが、今日は株価が底堅いとの見方から、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは昨日の水準を小幅に下回っている。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。