22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり214銘柄、値下がり10銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は大幅反発。20、21日の米株式市場でダウ平均は計700ドル近く上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ停止観測が高まったほか、イエレン財務長官が中小銀行の保護で必要に応じた介入方針を表明したため金融システム不安が後退、買い戻しが強まった。ナスダック総合指数も2日間で+1.97%と上昇。国内祝日の間の欧米市場の株高を引き継いで日経平均は352.48円高と27000円を回復してスタート。一時伸び悩んだが、香港ハンセン指数の大幅高や時間外取引のナスダック100先物の上昇を背景に再び上げ幅を広げた。一方、日本時間明日午前3時頃に結果公表を控えるFOMCを前にした様子見ムードや根強い戻り待ちの売りが上値を抑制。後場中ごろに一時27500円を超えるも終値では同水準割れまで押し戻された。
大引けの日経平均は前日比520.94円高の27466.61円となった。東証プライム市場の売買高は12億5179万株、売買代金は2兆9372億円だった。セクターでは証券・商品先物、鉱業、その他金融が上昇率上位となった。一方、空運のみが下落となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の93%、対して値下がり銘柄は6%だった。
値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約48円押し上げた。同2位は東エレクとなり、ソフトバンクG、ダイキン、信越化、アドバンテ、TDKなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはオリンパスとなり1銘柄で日経平均を約1円押し下げた。同2位はHOYAとなり、味の素、三菱地所、キッコーマン、住友不、三井不などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27466.61(+520.94)
値上がり銘柄数 214(寄与度+524.86)
値下がり銘柄数 10(寄与度-3.92)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 27870 475 +48.80
東エレク 48370 1070 +36.64
ソフトバンクG 4987 136 +27.94
ダイキン工 23000 775 +26.54
信越化 20610 710 +24.31
アドバンテス 11880 320 +21.92
TDK 4670 205 +21.06
第一三共 4670 181 +18.59
ファナック 23240 465 +15.92
京セラ 6833 200 +13.70
テルモ 3610 86 +11.78
KDDI 4109 45 +9.25
キーエンス 62760 2510 +8.59
安川電 5620 200 +6.85
バンナムHD 8383 200 +6.85
日本電産 6804 247 +6.77
ホンダ 3405 97 +6.64
トヨタ自 1801 34 +5.82
ソニーG 11730 170 +5.82
アステラス薬 1866 33.5 +5.74
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
オリンパス 2267.5 -8 -1.10
HOYA 14040 -55 -0.94
味の素 4437 -13 -0.45
三菱地所 1575 -11 -0.38
キッコマン 6470 -10 -0.34
住友不 2930.5 -9.5 -0.33
三井不 2396 -8.5 -0.29
JR東 7229 -14 -0.05
東瓦斯 2495 -5 -0.03
SUMCO 1881 -5 -0.02