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後場の日経平均は5円安でスタート、メルカリやレーザーテックなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27471.62;-5.25
TOPIX;1965.74;+3.90

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比5.25円安の27471.62円と、前引け(27497.45円)から下げに転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は27190円-27240円のレンジでやや弱含み。ドル・円は1ドル=130.60-70円と午前9時頃から60銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は、上海総合指数が上昇して始まった後に伸び悩み前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数は一時1%を超す上げとなった後に下げに転じる場面があったが、その後は再びプラス圏に浮上し0.6%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。金融システム不安がやや緩和しているものの、今日からシリコンバレーバンク(SVB)破綻を巡り米上院銀行委員会が公聴会を開くことから、これを見極めたいとする向きもあり、積極的な買いは手控えられているもよう。また、朝方から円高・ドル安方向へ振れていることも株価の重しとなっている。一方、ダウ平均先物が時間外取引で概ね底堅く推移しており、東京市場の株価下支え要因となっているようだ。

 セクターでは、陸運業、サービス業、パルプ・紙が下落率上位となっている一方、鉱業、銀行業、保険業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、メルカリ、レーザーテック、ソニーG、日本電産、信越化、豊田織、リクルートHD、JR西、村田製、ルネサスが下落。一方、りそなHD、みずほ、三井住友、大塚HD、第一生命HD、INPEX、三菱UFJ、日立、三菱重、オリックスが上昇している。

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