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日経平均は283円高、寄り後は堅調

日経平均は283円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、昨日の日経平均が上昇一服となったことから、短期的な押し目待ちの買いも入りやすかった。さらに、政府が中国からの入国者対象の水際対策を4月上旬にも緩和すると報じられたことを受け、インバウンド消費拡大による経済再開(リオープン)への期待が高まったことも市場のムードを明るくした。一方、日経平均28000円近辺では短期的な戻り売りや期末の持ち高整理の売りが出やすくなるとの見方がある。また、今晩、FRBがインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の2月分が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。

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