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NY為替:米3月ISM製造業景況指数低下でドル売り強まる

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円20銭まで上昇後、132円21銭まで下落し、132円38銭で引けた。石油輸出国機構(OPEC)プラスの想定外の追加減産を受けた原油高に伴う金利上昇でドル買いが一時優勢となったのち、米3月ISM製造業景況指数が2月から予想以上に低下し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年5月以来で最低となったため長期金利は低下し、ドル売りが加速。

ユーロ・ドルは、1.0860ドルから1.0917ドルまで上昇し、1.0908ドルで引けた。ホルツマン・オーストリア中銀総裁はもし、金融システムの混乱が悪化しなければ5月会合での50BPの利上げも依然選択肢になるとの見解を示しユーロ買いを支援。ユーロ・円は144円80銭へ強含んだのち143円90銭まで反落した。ポンド・ドルは、1.2380ドルから1.2424ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9160フランから0.9116フランまで下落した。

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