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後場の日経平均は19円高でスタート、OLCや商船三井などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27492.04;+19.41
TOPIX;1966.26;+4.98

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比19.41円高の27492.04円と、前引け(27512.81円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27480円-27510円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=131.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は、上海総合指数が前日終値近辺で始まった後は底堅く、0.3%ほど上昇している。香港市場は休場。後場の東京市場は前引けに比べ、やや売りが先行する形で始まり、その後、下げに転じた。ダウ平均先物が時間外取引でやや軟調なことが東京市場の株価の重しとなっているもよう。また、米景気懸念が継続する中、今晩発表される3月の米雇用統計への警戒感もあり、積極的な買いは手控えられているようだ。一方、前場は日経平均が27500円近辺で押し目買いが見られたことから、相場の下値は堅いとの見方があり、また、朝方まで進んだ円安・ドル高の流れが一服した後、円相場が再び弱含んでいることも安心感となり、下値を売り急ぐ動きは見られない。

 セクターでは、海運業、銀行業、精密機器が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業、小売業、鉱業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、HOYA、OLC、商船三井、川崎船、みずほ、SMC、エーザイ、三菱UFJ、三井住友、JALが高い。一方、7&iHD、ソフトバンクG、東電力HD、メルカリ、第一三共、レーザーテック、任天堂、ゆうちょ銀行、ファーストリテ、JTが下落している。

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