(13時30分現在)
S&P500先物 4,589.00(-0.50)
ナスダック100先物 16,024.00(-14.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は15ドル高。長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
7日の主要3指数は反発。序盤からしっかりの展開でナスダックは上昇に転じ、ダウは62ドル高の36117ドルと4日ぶりにプラスへ浮上した。この日発表された新規失業保険申請件数は前週より弱く、雇用情勢の悪化を裏付ける内容に。連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め継続の観測は一段と後退し、金利安を背景にハイテク関連が選好された。ただ、8日の雇用統計を見極める展開となり、買戻しは終盤にかけて縮小した。
本日は伸び悩みか。今晩の雇用統計は失業率が横ばい、非農業部門雇用者数は増加、平均時給は鈍化と強弱まちまちと予想される。ただ、雇用情勢の回復が一服すれば来年前半の利下げを期待した買いが入り、相場を押し上げる見通し。一方、ミシガン大学消費者信頼感で期待インフレ率は足元の上昇トレンドを維持すれば、過度な買いを抑制しよう。割安銘柄への買戻しは続くものの、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。