16日の日経平均は大幅続落した。下降角度を増した25日移動平均線やその下を走る5日線を下放れ、下値支持線と目された4月5日の直近安値を下回った。ローソク足はマドを空けて下げ、上ヒゲが極端に短い「陰の寄り付き坊主」に似た形状を描いて強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表では株価が雲上限を下回り、上昇局面終了を示唆。転換線の下降と遅行線の弱気シグナル発生から、短期的な下落トレンド継続が警戒される。一方、25日線との下方乖離率は3.03%と売られ過ぎの5%には届いていないため、下値リスクを残している格好となった。
日経平均テクニカル:大幅続落、「陽の大引け坊主」示現
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