新米の季節がやってきました。そこで今回は、数あるお米を優待品とする優待銘柄のなかでも、10万円以下で買えて、高いコストパフォーマンスを誇る5銘柄を厳選して紹介します。
投資歴20年。長年の経験から、優待とキャピタルゲイン(値上がり益)を得ながら資産を形成した優待投資家。運用ブログ『とことこトコタンの株主優待ブログ』
新米シーズンが楽しみ!10万円以下で買える株主優待5銘柄
長期保有でおトクさアップ!3年以上継続保有で6㎏のお米が届く
アマナは、ビジュアルからコンテンツ制作、製品開発、イベントなど、CG制作やWeb販促強い広告会社です。こちらの株主優待は12月末権利の年1回ですが、北海道東川町産の新米が届きます。
1年未満の保有ではお米2kgですが、1年以上継続保有すると4kgに、さらに3年以上継続保有になると6kgものお米が頂けます。
ちなみに12月末権利ですが実際に優待が届くのは、新米の時期となる翌年の10月中旬から11月頃となります。約1年かかるため優待のことを忘れそうになりますが、届くまで首を長くして待ちましょう。
《優待銘柄情報》 |
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アマナ<2402> 最低単元購入価格:7万8,400円(※10月16日終値)権利付き最終日:12月末 |
《優待内容》 |
★北海道東川町産の新米 100株以上 【保有期間】 1年未満:2kg 1年以上:4kg 3年以上:6kg ※保有期間は、基準日(12月末日)の株主名簿を基準とし同一株主番号で連続して記載された年数。 ※保有確認は6月末と12月末の自社株主名簿に記載された株主番号を基準にして行う。 ※株主総会決議通知に同封のハガキまたはwebにて要申し込み。 ※発送は10月中旬~11月中旬。 |
昨年までは、2kg毎に違う品種のお米が届いていましたが、生産量を確保できないという理由で2018年度分から変更になっています。1年未満の株主には「ななつぼし」2kgが、1年以上保有で「ななつぼし」と「きたくりん」2kgずつ、3年以上保有は「ななつぼし」2kgと「きたくりん」2kgが2袋となりました。
Next: 飲食店を展開するホリイフードサービスのお米の優待とは?
関東圏内を中心とした店舗優待券か、お米かが選べる優待品
ホリイフードサービスは茨城県内をはじめ、関東圏内を中心に忍家・益益・味斗など多ジャンルの飲食店・居酒屋を多数展開しています。
こちらの株主優待は最初、自社店舗で使用できる優待券が保有株数に応じて送られてきます。しかし、近くに店舗がない、使う予定の無いという株主のためにお米との交換制度があるのです。
私の場合は自宅の近くにこちらの店舗がないので、優待券を使用することができません。そのため、優待券と引き換えにお米を選択できる点は嬉しいですし、100株が約6万円でお米が4kgも頂けるので、お手頃なお米銘柄としてオススメしたい優待です。
もちろん店舗で優待券を使用するのもいいですし、自分の生活スタイルによって選べるところを評価、1,000株保有するとお米が20kgも頂けるのは魅力がありますね。お米の到着は10月頃です。
《優待銘柄情報》 |
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ホリイフードサービス<3077> 最低単元購入価格:5万8,000円(※10月16日終値)権利付き最終日:3月末 |
《優待内容》 |
★店舗優待券 100株以上 2,000円分 500株以上 5,000円分 1,000株以上 10,000円分 ※優待券をご希望にならない株主様または優待品をご希望の株主様には、 株主様ご優待券と引き換えに、お米をお送りいたします。 交換金額(優待券株数):お米の量 2,000円分 (2枚):4kg 5,000円分 (5枚):10kg 10,000円分(10枚):20kg |
Next: 東海エリアで葬祭会館を展開するティアのお米の優待とは?
毎年違った産地のお米が届くのが楽しみな、ティア
ティアは東海地方・名古屋を地盤に葬祭会館をドミナント展開していて、東海地方ではテレビCMでもおなじみで料金、サービスを開示を明言。現在は関東や関西へも進出を加速している企業です。
私の地元企業でもありますし、葬祭会館をよく目にするので少しは身近に感じています。葬儀屋で東証一部上場という信頼のおける会社でもありますね。
こちらの株主優待で届くお米は、毎年産地が異なっているところがポイントです。今年はどの地方のお米が届くのか、個人的にも楽しみにしています。
山形県産雪若丸(2018年)、滋賀県産こしひかり(2017年)、長野県産こしひかり(2016年)、北海道産ゆめぴりか(2015年)、北海道産ゆめぴりか(2014年)、島根県産こしひかり(2013年)、滋賀県産こしひかり(2012年)、富山県産こしひかり(2011年)こちらのおこめは毎年11月下旬に届きます。
《優待銘柄情報》 |
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ティア<2485> 最低単元購入価格:5万9,600円(※10月16日終値)権利付き最終日:9月末 |
《優待内容》 |
★お米 100株以上 3kg 1,000株以上 5kg 3,000株以上 10kg |
Next: 愛知県が地盤のスーパーマーケット、ヤマナカのお米の優待とは?
店舗価格よりちょっとおトク、PB商品として展開するお米が届く
ヤマナカは、高級業態の「フランテ」もあわせて65店舗を展開する愛知県が地盤の中堅スーパーです。PB商品にも力を入れていて、優待品では自社取扱い商品が年1回届きます。
こちらの株主優待品は自社取扱い商品とありますが、ここ数年は100株保有でお米4kgが届くのが定番となっています。1,000株保有では、お米4kgと自社取扱いのPB商品が頂けます。自社取扱商品もお茶やかつお節など普段使いのものがたくさん頂けるので嬉しい優待です。
100株保有のお米は1,500円相当とあるものの、実際にヤマナカの店舗をチェックしてみると、それ以上の値段で売られているので少しトク感があります。
お米の到着時期は5月末頃で、2016年と2017年は北海道産ななつぼし、2018年と2019年は新潟岩船産コシヒカリでした。
《優待銘柄情報》 |
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ヤマナカ<8190> 最低単元購入価格:7万6,000円(※10月16日終値)権利付き最終日:3月20日 |
《優待内容》 |
★自社取扱商品 100株以上 1,500円相当 1,000株以上 3,500円相当 |
Next: 富山県に拠点を置く自動車部品メーカー、田中精密工業のお米の優待とは?
地元富山で育まれたお米とおいしいお水がセットで届く
田中精密工業は富山県に拠点をおく自動車部品メーカーで、ホンダ系の自動車部品・オートバイ部品の製造と販売を行っています。主にエンジンやアクセル・ブレーキなどを取り扱っており、国内のみならずタイやアメリカにも事業を展開しています。
こちらの優待は10月頃に届きますが、富山県産のコシヒカリと立山連峰の天然水がセットで送られてきます。
おこめと天然水がセットで届くので、この天然水を使って炊くと美味しさが増すということだと勝手に思い込んで実行しています(笑)。
黒部ダムで有名な黒部川扇状地湧水群のおいしい天然水と、そのお水で育ったコシヒカリはまさに地域の特産品。ずっしりと重いお届け物に初めは驚きますが、一度で二度美味しい優待だと思います。
《優待銘柄情報》 |
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田中精密工業<7218> 最低単元購入価格:8万900円(※10月16日終値)権利付き最終日:3月末 |
《優待内容》 |
★入善(富山県)産米コシヒカリ「つぶぞろい」(新米) 100株以上 3kg 1,000株以上 5kg |
優待投資の注意事項
▼10月末日が権利確定日の場合、今年は10月31日(木)。
権利付き最終日は10月29日(月)となります。
権利付き最終日(この日までに株を買っておく):10月29日(火)
権利落ち日(株を売ってもよい日):10月30日(水)
権利確定日:10月31日(木)
また、権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日(けんりおちび)」と呼ばれるので、こちらも一緒に覚えておきましょう。
※この記事は、あくまで優待の観点から銘柄を紹介するランキングです。実際の投資判断はご自身の投資ルールを守って行ってください。
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