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マザーズ先物概況: 小反落、一部の時価総額上位銘柄が重石に

10日のマザーズ先物は前日比2.0pt安の876.0ptと小幅に反落した。なお、高値880.0pt、安値は871.0pt、取引高は948枚。本日のマザーズ先物は、外部環境の好転を受けた地合いの良い中でも、一部の時価総額上位銘柄が重石となり、小幅に反落となった。前日の米国市場では、イランとの対立激化が回避されたことに加え、15日に米中貿易交渉の第一段階目の合意について両国が署名する予定が報じられたことなどが好感され、NYダウなどは揃って史上最高値を更新した。こうした中、東京市場でも、日経平均など主要な株価指数は堅調に推移した。現物のマザーズ指数も一時前日比でマイナスに転じる場面があったが、大引けにかけて上昇し、続伸した。ただ、Sansanやラクスが下落したほか、最終的に前日比2%近く上昇したメルカリも前半は軟調推移だったため、こうした一部の時価総額上位銘柄が重石となる形で、マザーズ先物の方は、後半巻き返すも、小反落となった。一方、そーせいやサンバイオといったバイオ関連株は昨日に続き強含みの展開となった。売買代金上位では、上述のバイオ関連のほかに、JTOWERなどの直近IPO銘柄も上昇した。

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