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マザーズ指数は5日ぶり反発、物色は個別材料株中心、直近IPOには利食いも

 本日のマザーズ指数は5日ぶりの反発となった。米株高の流れから新興市場は買いが先行、マザーズ指数は一時888.89ptまで上昇する場面も。ただ、主力・新興市場ともに商いが膨らみにくい需給状況のなか、物色は個別材料株などに留まり、その後は大引けにかけてレンジ内でもみ合う展開となった。なお、マザーズ指数は5日ぶりの反発、売買代金は概算で833.95億円。騰落数は、値上がり170銘柄、値下がり134銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、オンコセラピー・サイエンスがマザーズ売買代金トップにランクイン。19年12月期の営業利益を従来予想の2.70億円から3.10億円に上方修正したウィルズは12%高。米航空宇宙局(NASA)が27-30日(日本時間28-31日)に開催するワークショップに参加すると発表した窪田製薬、完全子会社のMisuzu & Co.を3月1日に吸収合併すると発表したロコンドなどにも関心が向かった。国内市場向けSMS配信状況が評価材料視されたアクリートは後場に一段高。その他、UUUM、JMDC、ホープ、MTG、サンバイオなどが買われた。一方、HPCシステムズやフリー、Sansan、ギフティ、マクアケなど直近IPO銘柄で利食いの動きが目立った。また、「米グーグル、ネット利用者の閲覧データ提供取りやめ」との一部報道で先週関心を集める場面があったログリーも6%安。その他、インパクト、チームスピリット、マネーフォワードなどが売られた。

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