ダイエットとお金の管理は似ています。「満たされていない」と感じるダイエットでは長続きしないように、「満たされていない」とお金も貯まらないのです。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
あなたがお金を浪費しちゃうのは、心が「満たされていない」から
満たされないことばかりに目を向けていませんか?
私はダイエットとお金の管理は、とても似ていると思っています。
例えば「満たされていない」と感じるダイエットでは、長続きしないように、「満たされていない」とお金も貯まらないのです。
浪費グセのある方は「心が満たされていない」ので、余分なモノを購入してしまうのです。
プチ贅沢とかね。
まずは、自分が満たされていることを自覚してみましょう。
例えば、こんなふうに思っていませんか?
・妹は二浪して大学に行ったのに、自分は短大で我慢させられた
・親友の子どもは成績優秀で東大に入学してうらやましい
・夫は部長止まりで役員になれなかった
上を見たらキリがないです。
「足るを知る」ことが大事です。
失った後でしかその価値に気付けない
お金の相談に来る方の中で、自分の不幸を話し始める方がたまにいらっしゃいます。
自分自身が手にしているものは、意外と目に映らないものです。
「足りないもの」ばかりを追っていませんか?
すでにある幸せから、目を遠ざけないでくださいね。
どれほど手にいれても「足りないもの」ばかり見てしまうと、渇望感に苦しむことになります。
かつては「必ず手に入れたい!」と望んだ、車・仕事・収入・場合によっては配偶者さえも、手に入れると次第に飽きを感じ始めるように人はできているのです。
人は、失った後でしかその価値に気付けないのです。
Next: まずは今ある幸福に気が付き、「足りないモノ」に執着にしないこと
「当たり前」の中に幸福がある
ですから本当に失う前に、その大切さを知る必要があります。
いま周りにある「当たり前」が消えた世界を想像してみると分かるでしょう。
また、お金は幸福なところを好みます。
まずは、ご自身が満たされているところを見つけてあげましょう。
「足りないモノ」に目を向けてはイケマセン。
『教育貧困にならないために』(2020年1月22日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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