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NY株式:NYダウ11.60ドル高、主要企業決算を好感

米国株式相場は上昇。ダウ平均は11.60ドル高の28734.45、ナスダックは5.48ポイント高の9275.16で取引を終了した。複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。注目のFOMCでは、大方の予想通り政策金利が据え置かれた。雇用拡大や家計支出の増加を理由に足元の米景気に一定の自信を示したが、弱含むインフレや海外動向を見極めたいとの思惑から、今後も政策金利の据え置きを示唆した。発表後も株価は堅調に推移したものの、引けにかけて上げ幅を縮小した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や運輸が上昇する一方で、電気通信サービスや半導体・半導体製造装置が軟調。

携帯端末のアップル(AAPL)は、最高益となる決算を発表して上昇。汎用化学品事業のダウ(DOW)やファストフードのマクドナルド(MCD)も決算が予想を上回り堅調推移。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、決算内容が予想を上回り大幅上昇。一方で、半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、軟調な業績見通しが嫌気され下落。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は、コロナウィルスを巡る懸念から中国で2000店超の休業させており、業績懸念から売られた。

マーケット終了後に、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)が発表した10-12月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

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