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米国株見通し:中国ウィルス懸念で売り先行か、好業績銘柄が下支えも

(18時20分現在)
S&P500先物       3257.12(-15.88)
ナスダック100先物  9060.38 (-36.25)

グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル超安で推移する。NY原油先物も下落基調となり、米株式市場は売り先行となりそうだ。

29日はまちまち。ダウは小幅に上昇したが、S&Pは終盤に失速。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利の据え置きを決定したが、パウエル議長がその後の記者会見でウィルス感染拡大の影響に言及したことで、先行き不透明感から売りが強まった。ただ、企業決算では、全般的に想定ほど減益となっておらず、業績を手がかりとした買いも観測される。

今晩発表の国内総生産(GDP)は底堅い内容が予想され、景気拡大の維持が示されれば株価の下げを抑制する要因となりそうだ。コカ・コーラやイーライリリー、ベライゾンなど有力企業の決算発表で、好業績銘柄の買いが相場を下支えしよう。

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