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日経VI概況: 小幅に低下、新規材料難のなか方向感出にくく

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比-0.34pt(下落率1.92%)の17.31ptと低下した。なお、高値は17.89pt、安値は16.98pt。前日の米国市場では、中国政府による米国からの一部輸入品への関税引き下げの発表を好感して主要3指数は続伸。ドル円も朝方に一時1ドル=110円台をつけるなど円安基調も続いており外部環境は良好だった。ただ、日経225先物は昨日までの3日間で1000円以上も上昇していたことから高値警戒感もあり、本日の日中取引においてはこう着感の強い展開となっていた。こうした流れから、日経VIも方向感が定まりにくく、狭いレンジでの小動きに留まった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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