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マザーズ指数は大幅反発、時価総額上位銘柄中心に買い優勢、オンコリスがストップ高

 本日のマザーズ指数は大幅反発となった。前日の米国株式市場では、連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げに踏み切ったものの、金融市場は既に世界的な金融緩和期待を織り込んでおり、材料出尽くし感が台頭。米主要3指数が揃って大幅に下落したことから、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。その後、日経平均が想定外の底堅さをみせると、短期資金はマザーズ銘柄へと向かう展開となった。為替市場も前日からやや円安方向に振れるなか、個人投資家の投資家心理も幾分改善し、次第に時価総額上位銘柄中心に買いが優勢となった。結局、マザーズ指数は大幅反発、売買代金は概算で827.10億円。騰落数は、値上がり225銘柄、値下がり83銘柄、変わらず6銘柄となった。
 値上がり率上位では、オンコリスがストップ高となったほか、ジーニーやリボミックも大幅高に。売買代金上位銘柄では、メルカリ、Amazia、Aiming、PSS、GNI、モブキャスト、JTOWER、そーせい、サーバーワークス、イグニスが上昇。一方で、AIinside、HENNGE、メドレー、フリー、JMDCはさえない。
 なお、本日マザーズ市場に上場したキッズスマイルの初値は公開価格を20.9%上回る2732円となり、初値形成時の出来高は57万1600株であった。

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