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マザーズ指数は4日ぶり大幅反落、利益確定の動き、関通が急落

 本日のマザーズ指数は4日ぶり大幅反落となった。前日の米国株式市場では、ひとまずトランプ政権と上院が2兆ドル規模の経済救済策で合意に達したことを好感する向きがやや優勢であったが、ハイテク株比率の大きいとされるナスダック指数が下落。これを受け、東京市場でIT関連の多いとされるマザーズ市場には朝方から利益確定の動きが先行した。また、日経平均が前日に節目の19000円を回復したことによる短期的な達成感も相まって、個人投資家によるマザーズ銘柄に対する利益確定の動きを促した。一方で、アジア株式市場が揃って底堅い動きをみせたこともあり、朝方の売り一巡後のマザーズ指数は下げ渋った。物色としても、これまで週初から需給主導で上昇していた銘柄中心に売りが目立つ格好に。なお、売買代金は概算で761.04億円。騰落数は、値上がり40銘柄、値下がり278銘柄、変わらず2銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、関通やTKPが18%安になったほか、うるるやイグニスがそれに続いて大幅安に。売買代金上位銘柄では、Aiming、そーせい、ミクシィ、GNI、ブシロード、フリー、JIA、Amazia、弁護士ドットコムが下落。一方で、メルカリ、メドレー、オイシックスなどは上昇。
 なお、本日マザーズ市場にサイバーセキュリティクラウドとアディッシュの2社が上場し、初値はそれぞれ公開価格の約2倍となる9210円、同価格を70%上回る2101円となった。

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