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東京金概況:小幅に上昇、米経済指標の悪化受けて安全資産への需要が相対的に強まる

TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5941円(前週末日中取引終値比↑13円)

・推移レンジ:5901円-5941円

16日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は小幅ながら上昇した。前日の米国市場において、大手銀行の1-3月期決算が嫌気されたほか、3月小売売上高などの経済指標の大幅悪化を受けて主要3指数は揃って下落していた。225先物もナイトセッションの間から300円を超す下落をみせており、この流れを受けて、日中取引においても225先物は引き続き軟調な推移となった。こうした中、為替が一時1ドル=108円台を付けるなど円安基調に推移していたことも追い風となり、東京金先物は節目の6000円を手前に上値は重かったものの、堅調に推移した。

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