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新興市場銘柄ダイジェスト:グリムスは急騰、テックポイントがストップ高

 テックポイント 542 +80
ストップ高。20年12月期第1四半期の営業損益を0.04億円の黒字(前年同期実績0.77億円の赤字)と発表している。車載カメラシステム市場向け半導体製品の売上高が増加した。監視カメラシステム市場向けの半導体製品も堅調に推移し、黒字転換に寄与した。なお、通期業績見通しは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて従来計画を取り下げ、未定とした。

 グリムス 2554 +409
急騰。21年3月期第1四半期の営業利益予想を前年同期比59.1%増の8.94億円と発表している。 エネルギーコストソリューション事業が電力コスト削減需要の底堅さを背景に順調に伸びる見通し。通期予想は非開示だが、年間配当予想は24.00円としている。なお、20年3月期通期営業利益は50.4%増の21.06億円で着地した。

 エージーピー 411 +7
大幅反発。20年3月期の営業利益が前期比4.9%増の14.22億円になったと発表。中部空港での展開や航空需要拡大で電力供給機会が増加し、動力事業が好調だったことから従来予想13.00億円を上回った。年間配当は13円(従来予想12円、前期実績14円)。繰延税金資産の取り崩しで法人税等調整額が増加、純利益は従来予想7.70億円を下回る43.2%減の4.98億円となった。21年3月期予想は非開示。

 Amazia 4310 -135
朝高後マイナス転換。20年9月期の営業利益を従来予想の5.47億円から9.00億円(前期実績4.16億円)に上方修正している。マンガアプリ「マンガ BANG!」の月間アクティブユーザー数が増加したほか、ユーザーの決済率が高まった。「巣ごもり消費」で電子書籍のユーザーが拡大傾向にあることに加え、大手出版社の人気作品の配信数が増加することも利益を押し上げる見通し。

 コスモ・バイオ 1281 +95
大幅に続伸。20年12月期第1四半期の営業利益を前年同期比53.6%増の3.47億円と発表している。ライフサイエンス領域の研究開発で自社製品やサービスを提供したほか、在庫充実で迅速出荷に取り組んだことも奏功した。また、販管費の伸びを抑制したことも利益を押し上げた。通期予想は前期比6.0%増の4.30億円で据え置いた。進捗率は80.7%に達しており、上方修正への期待が高まっている。

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