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後場の日経平均は98円高でスタート、金融株の上昇が目立つ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21369.92;+98.75
TOPIX;1544.37;+9.64

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比98.75円高の21369.92円と前引けから一転して再びプラス圏に浮上して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は右肩上がりで21400円まで上値を伸ばした。為替は1ドル=107円50銭前後と朝方とほぼ変わらずの水準で推移。アジア市場では中国上海総合指数および香港ハンセン指数などが揃って小安い。後場の日経平均は、前場の日経平均が下げ渋った流れや、時間外のNYダウ株価指数先物が3ケタ台での上昇を見せていることなどを好感して、再び前日比プラス圏に浮上して取引を開始した。その後も上げ幅を拡げる展開となっている。

 セクターでは、陸運業や不動産業、空運業などが安くなっている以外はほぼ全面高で、証券・商品先物取引業を筆頭に海運業、鉄鋼などがプラス推移となっている。東証1部の売買代金上位では、東エレクやレーザーテックなどの半導体関連の下げが目立っているほか、ソニー、任天堂、トヨタ、武田などが下落している。一方、三菱UFJや三井住友などの金融株が大幅高となっており、そのほか、タカラバイオ、ファーストリテ、ファナックなどが上昇している。

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