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米国株見通し:底堅い値動きか、材料難のなか短期的に売り後退

(15時40分現在)

S&P500先物      3,120.12(+1.62)
ナスダック100先物  10,222.00(+26.00)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は25ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。

23日の主要3指数は続伸。ダウは26000ドル台で安定的に推移し、131ドル高の26156ドルで取引を終えた。また、ナスダックは過去最高値を更新。米中通商合意の破棄への懸念は大きく後退し、市場心理を改善させた。一方、アップルの高値更新でハイテク株買いが強まり、相場をけん引。ただ、この日発表された製造業やサービス業のPMIや住宅関連の経済指標は予想ほど改善しておらず、指数の上昇は限定的となった。

今晩も具体的な手がかりが乏しいなか、下げづらい展開となりそうだ。複数の州で新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感は続くものの、経済の早期正常化への期待感から株買いは継続。引き続きハイテク株が相場を押し上げるだろう。また、明日発表される国内総生産(GDP)確定値の底堅い内容や耐久財受注の大幅改善が期待され、売りは抑制される見通し。原油価格も下げ渋っており、株価をサポートしよう。

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