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後場の日経平均は77円安でスタート、トヨタや武田薬が下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22451.44;-77.85
TOPIX;1544.90;-12.34

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比77.85円安の22451.44円と前引けより下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は小幅安。為替は1ドル=107円近辺と朝方よりも20銭ほど円高での推移。前場の日経平均は米ナスダックが上昇したことで半導体銘柄を中心に買いが入り小幅上昇でスタートした。その後は、東京の新型コロナの感染者の増加や大雨被害への懸念により投資家のリスクセンチメントが低下したことで、指数はマイナス圏に転じ前日終値の手前の水準でもみ合いとなる方向感の無い値動きで推移している。9日発表された世界のPC出荷台数が2.8%増と好調なことが半導体関連銘柄を下支えしているようだ。後場の日経平均は前引けより下げ幅を拡大し、寄り付き後はもみ合いで推移している。なお、前引けのTOPIXの下落率が0.63%と日銀のETF買いが期待できる水準まで下落しており、日銀への期待感は高そうだ。

 セクター別では、鉱業、証券・商品先物取引業、不動産業、石油・石炭製品などが下落率上位となっている一方、電気機器が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ、任天堂、トヨタ、武田薬、7&iHDなどが安く、そのほか、ソニー、ソフトバンクG、東京エレクトロン、ファミリーマート、レーザーテックなどが上昇している。

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