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ヨシコン—1Qは2ケタ増収・大幅な増益、不動産開発事業が好調に推移

ヨシコンは7月31日、2021年3月期第1四半期(2020年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.3%増の31.37億円、営業利益が2.20億円(前年同期は0.90億円の損失)、経常利益が同501.6%増の3.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同616.8%増の2.51億円となった。

レジデンス事業の売上高は前年同期比52.8%減の2.47億円、セグメント利益(営業利益)は0.24億円(前年同期は0.00億円の損失)となった。在庫分譲マンションの引渡しが進み、在庫が減少したことや広告宣伝費が減少した。

不動産開発事業の売上高は前年同期比277.6%増の18.06億円、セグメント利益(営業利益)は3.93億円(前年同期は0.07億円の損失)となった。分譲宅地や事業用地の引渡しが実現した。

賃貸・管理等事業の売上高は前年同期比3.1%増の5.08億円、セグメント利益(営業利益)は同60.2%減の0.27億円となった。新規の工事請負売上があったが、賃貸事業での賃料減免の影響などがあった。

マテリアル事業の売上高は前年同期比68.2%減の2.34億円、セグメント損失(営業損失)は0.76億円(前年同期は0.91億円の損失)となった。工場やラインの集約化及び製品群の絞り込みや原価低減努力などを推進した。

その他の売上高は前年同期比26.9%減の3.38億円、セグメント利益(営業利益)は同26.5%減の0.30億円となった。缶飲料製造の売上高が減少した。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.6%増の190.00億円、営業利益が同106.0%増の15.00億円、経常利益が同67.0%増の20.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.9%増の13.50億円とする期初計画を据え置いている。

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