2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり81銘柄、値下がり139銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は反発。70.48円高の23208.55円(出来高概算4億8000万株)で前場の取引を終えている。
1日の米株式市場でNYダウは反発し、215ドル高となった。利益確定の売りが先行したものの、8月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数が市場予想を上回り、2018年11月以来の高水準となったことが好感された。また、ウォルマートやアップルが買われたこともNYダウを押し上げた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。本日の東京株式市場もこうした流れを引き継ぎ、日経平均は123円高からスタート。朝方には23287.40円(149.33円高)まで上昇する場面があったが、一段の上値追いの動きは乏しく、利益確定の売りも出て伸び悩む展開となった。
セクターでは、電気機器、海運業、小売業などが上昇率上位。半面、鉱業、石油・石炭製品、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄数は1030、対して値下がり銘柄数は1031とほぼ拮抗している。
値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。同2位はエムスリーとなり、ファナック、ソフトバンクG、TDK、東エレク、太陽誘電などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはKDDIとなり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はアステラス薬となり、日本化薬、ヤマハ、中外製薬などがつづいた。日経平均構成銘柄の下落率トップは日経平均構成銘柄からの除外が前日に発表された日本化薬となり9.94%安となった。
*11:30現在
日経平均株価 23208.55(+70.48)
値上がり銘柄数 81(寄与度+142.57)
値下がり銘柄数 139(寄与度-72.09)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 63930 550 +19.74
エムスリー 6570 220 +18.95
ファナック 19140 465 +16.69
ソフトバンクG 6592 73 +15.72
TDK 11200 210 +7.54
東エレク 27635 120 +4.31
太陽誘電 2987 99 +3.55
オムロン 7820 90 +3.23
安川電 3920 85 +3.05
テルモ 4385 21 +3.02
アドバンテ 5100 40 +2.87
ヤマトHD 2859 77 +2.76
コナミHD 4140 75 +2.69
ソニー 8423 74 +2.66
スズキ 4409 71 +2.55
イオン 2648 66.5 +2.39
信越化 13050 60 +2.15
JPX 2815 44 +1.58
7&iHD 3439 43 +1.54
日東電 6420 40 +1.44
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
KDDI 2956.5 -40 -8.61
アステラス薬 1632 -34.5 -6.19
日化薬 942 -104 -3.73
ヤマハ 5030 -80 -2.87
中外薬 4663 -25 -2.69
第一三共 9460 -63 -2.26
塩野義 5860 -55 -1.97
エーザイ 9384 -52 -1.87
デンソー 4356 -49 -1.76
アルプスアル 1712 -43 -1.54
エプソン 1228 -21 -1.51
リクルートHD 4039 -14 -1.51
SUBARU 2189.5 -40 -1.44
アサヒ 3650 -39 -1.40
ホンダ 2682 -19 -1.36
キヤノン 1732 -25 -1.35
コムシスHD 2904 -36 -1.29
クレセゾン 1177 -35 -1.26
コマツ 2281.5 -33.5 -1.20
花王 8008 -31 -1.11