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日経平均は107円高でスタート、ソフトバンクやソフトバンクGが堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23420.07;+107.93
TOPIX;1644.72;+7.47

[寄り付き概況]

 6日の日経平均は107.93円高の23420.07円と続伸して取引を開始した。前日5日の米国株式相場は反発。ダウ平均は465.83ドル高の28148.64ドル、ナスダックは257.47ポイント高の11332.49ポイントで取引を終了した。トランプ米大統領の早期回復期待から政局不安が後退、さらに、追加経済救済策を巡ってムニューシン財務長官と民主党のペロシ下院議長が5日も交渉を継続したことが明らかになったため選挙前の合意期待も強まり寄り付きから上昇した。9月ISM非製造業景況指数が予想外に上昇したことも好感材料となった。医師団が本日中の大統領の退院を確認すると引けにかけて上げ幅を拡大した。

 米株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場でもトランプ氏の早期退院や米追加経済対策進展への期待、予想を上回った米経済指標などが買い手掛かり材料となった。また、外為市場で1ドル=105円70銭前後と昨日15時頃に比べ10-20銭ほど円安・ドル高方向に振れていることも安心感となった。一方、ホワイトハウスで感染拡大が続いていることに加え、欧米での感染再拡大も懸念材料となったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、鉄鋼、保険業、海運業などが値上がり率上位、その他金融業、精密機器、機械、空運業が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ファーストリテ、ソフトバンク、三菱UFJ、キーエンス、レーザーテック、デンソー、エムスリー、日本電産、JTなどが上昇。他方、ダイキン、ソニー、アサヒ、OLC、オリンパス、富士フイルムなどが下落している。

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