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マザーズ指数は7日ぶり反落、IPO日通システムは初値8割高

本日のマザーズ市場では、利益確定の売りが優勢となった。マザーズ指数は前日までの6日続伸で130pt近く上昇したうえ、2018年1月高値(1367.86pt、取引時間中)に迫ってきたため、目先の利益を確保しようとする動きがやや強まったようだ。ただ、引き続きデジタル化に絡んだIT関連株が循環的に物色され、マザーズ指数は朝方に取引時間中の年初来高値を更新すると、その後も底堅く推移した。なお、マザーズ指数は7日ぶり反落、売買代金は概算で2525.37億円。騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり187銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリが小幅に下落し、BASEは3日続落。売買代金上位ではHENNGEなどが売りに押された。また、立会外分売の実施を発表したイオレは短期的な株価の過熱感もあって大幅続落し、下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではラクスや弁護士コムの堅調ぶりが目立った。弁護士コムは一部報道を受け、電子署名市場の拡大に乗る銘柄として関心を集めたようだ。売買代金上位では日本情報Cが急伸。提供するサービスがIT導入補助金の対象に認定された。また、グローバルWはストップ高水準で取引を終えた。
なお、本日マザーズに新規上場した日通システムは公開価格を8割強上回る初値を付けた。

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