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大阪金概況:上昇、新型コロナ感染拡大など警戒

大阪取引所金標準先物 21年10月限・日中取引終値:6534円(前日日中取引終値↑74円)

・推移レンジ:高値6548円-安値6494円

9日の大阪取引所金標準先物(期先:21年10月限)は上昇した。日本時間8日にバイデン氏が「勝利宣言」の演説を行ったことを受け米国政治の不透明感が後退したが、新型コロナ感染拡大など警戒材料は継続しており、安全資産とされる金に資金が向かっている。また金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが軟調で、ドルの代替投資先とされる金が買われやすくなっており、こうした動きを受け、今日の金先物は堅調な相場展開となった。

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