悪魔もアゴを外す、てんこ盛りご飯。岡山・黒川食堂がディープすぎる

2015.10.31
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by gyouza(まぐまぐ編集部)
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ママチャリで日本一周中の悪魔』としておなじみの、大魔王ポルポルさん。兵庫県「そうめんの里」では、店が定休日だったり、ランチタイムの入店を拒否されたりと大変だったようですが、その後もペダルをこぎ続け、なんとか岡山県に到着したもよう。しかし「日本昔ばなし」もビックリの、超オンボロにして超てんこ盛りご飯を出す、かなりディープな定食屋さんを見つけたようで……。

 悪魔もビビるほどボロい外観。でも味は保証付き

よく、アニメでガキ大将がお茶碗にてんこ盛りになったご飯をガッツいて、バクバクと口の中に放り込んでいるシーンを見かけたことはないだろうか。

そしてそれをわずか5秒くらいで食べ終わると、

「かーちゃん、おかわり」

などと言っておかわりするシーンだ。

「ガッハッハッハ! ニンゲン界の山盛りご飯を一度は食してみたかったのだ。ガッハッハッハ!……」

と、我輩はトンテキフレンチトーストなどの次は「」を支配しようとしていた。

そんな時、岡山県で素晴らしい食堂を見つけたのだった。

岡山県岡山市にある、黒川食堂

罰ゲーム並みの量のご飯で、フードファイターも必見の大盛の定食屋さんだ。

値段もリーズナブルで、コスパがイイらしい!

「ガッハッハッハ! コスパ最高! ガッハッハッハ!……」

と、コスパを求める我輩は、ママチャリで黒川食堂へとペダルをこいだ。

食堂を前にした我輩は、ボー然と立ち尽くしていた。

「……店、ボロッ!」 

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見よ、この外観を。大魔王のチャリが新品に見えてしまうほどのインパクト

ホラー映画のワンシーンにでも出てきそうな食堂のボロボロさに驚愕したのだ。

看板も廃れ、扉も開けにくい。店の周りは誰も通っていない。

メディアにもたびたび登場する定食屋さんらしいのだが、もっと活気ある店かと思っていたから余計に驚いた。

しかし、我輩は悪魔。勇気を振り絞り、恐る恐る開けにくい扉に手をかけて中へと入った。

「ガッハッハッハ! コスパの良いこの店を支配するのだ。我輩の腹を満たせるものなら満たしてみよ。ガッハッハッハ!……」

と、小さな声で叫ぶと、おばあさんが出てきた。どうやら1人で店を切り盛りしているようだ。

おふくろの味、いやおばあちゃんの味たる所以は、店主が本物のおばあちゃんだから

おふくろの味、いやおばあちゃんの味たる所以は、店主が本物のおばあちゃんだから

「いらっしゃーい。ん? かっこええ顔しとるねぇー。俳優さんかい?」

と、全てを見透かしたようなおばあさんは、我輩を見ても怖がらない。それどころか俳優褒めてきた

これには大魔王も、ほっぺを赤くし、

「これ……日焼け止めです……」

と、変な嘘をついてしまった。

ラジオが流れる昭和な店内には、お会計するレジトイレ見当たらない

まさに「本物のレトロ」な雰囲気が漂っており、我輩はすっかりその空気に包まれてしまった。

平成のモノを探すのが難しいほど年季の入った店内の備品たち

平成のモノを探すのが難しいほど年季の入った店内

「あ、すみませーん。カラ揚げ定食の大盛一つ」

ただでさえ「飯が大盛」だと聞いていたのに、定食の大盛を頼むとどうなるんだろうか……。

そんな思いを胸に、数あるメニューの中から、から揚定食の大盛を注文した。

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鶏のカラ揚げ定食(大盛)は700円也

注文から15分程で、ようやく大盛のカラ揚げ定食が目の前にやってきた。

茶碗に山盛りに盛られたご飯は、雪山をイメージさせるほど圧巻のご飯量。

こんがり揚がった、から揚げという名の下僕。まさにフードファイターの罰ゲームのような量だ。

「ガッハッハッハ! すばらしい。我輩はこの量を見ただけで満腹である」

と、早くも食べきれないことを悟った

絵に描いたような「てんこ盛り」ご飯。なぜかデザートは1本まるごとのバナナが

絵に描いたような「てんこ盛り」ご飯。なぜかデザートは1本まるごとのバナナが

茶碗からはみ出た超山盛りのご飯はとどまることを知らない。そして一口食べるとおふくろの味が口の中に広がる。

優しくて愛のある味だ。食べごたえがある。

そして優しさに包まれ、ちょっぴり魔界に帰りたくなったのだった(魔界ってどこだ……?)。

から揚げの味も絶妙。カリッとジューシーで、口の中から肉汁が溢れてくる。(ニンゲン界の)おふくろが作る味と一緒だ。

そして遠足の時を思い出した。遠足の時のワクワクした思いとから揚げ。

そんな思い出に浸りながら、1時間くらいかけてようやく食べ終わった。この食堂はコスパがイイ。

じっくりと時間をかけて定食を食う、ありがた迷惑な黒い客

じっくりと時間をかけて定食を食う、ありがた迷惑な黒い客

「ガッハッハッハ! 我輩は腹が膨れて満足である」

そう言い残し、食堂を後にした。大魔王は、またまた「こんなにイイ店を支配するのはもったいない」と思った。

「コスパのイイ黒川食堂は我輩のお気に入りの食堂である。ガッハッハッハ!」

と、次なる目的地、四国地方へと旅立っていった。

去り際に、おばあさんは我輩に一つメッセージをくれた。

日焼け止め塗りすぎやで真っ白や……」

 

スタミナをありがとう、黒川食堂!

スタミナをありがとう、黒川食堂!

 

DATA:

黒川食堂(くろかわしょくどう)

住所:岡山県岡山市北区奉還町4-1-8  

営業時間:11:00~20:00頃(ご飯が無くなり次第終了)

定休日:月曜日

 

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