銀座の美人ママが説く、大人になってから注意してくれる人の大切さ

 

確かに彼の言うと通りだ…私は私のお店の女の子たちの見本にならなくてはいけない存在なのに、何をしているのだろうって…。

そして、銀座に勤め始めてまだ間もなかった18歳19歳の頃の自分のことを思い出しました。

その当時は自分の担当のお客様もなくお店のヘルプとしてお店やママ、お店で働くお姉さんたちのお客様のお席に座らせて頂き、ママやお姉さんのお手伝いでお客様とお食事をご一緒させて頂いていました。

自分のお客様がいなくヘルプとして働いていた私は、その当時、決めていたことが二つありました。

一つ目は「好き嫌いを言わない

二つ目は「食べ物を残さない

でした。

昔は自分の担当のお客様を持っていなくてお客様を呼べないホステスさんは

お酒がたくさん飲める」か

「お客様に楽しんで頂ける会話をすることができる」か

「男性から見て女性として魅力的である」か

どうかが求められていました。

ですが、10代で未熟な私にはどれひとつ秀でたものがありません。

あるのはただ若さだけ…。

ですが、若さゆえに可愛がって頂けることも多く、そんな中でお食事をご一緒させて頂ける時に男性が

「美味しそうに食べ物を食べる女性はカワイイよね。」

「キレイに残さず食べてくれると見ていて気持ちがいいし、また誘いたくなるね。」

「好き嫌いがない子だと色んな美味しいお店に連れて行ってあげたくなるんだよね。」

という言葉を耳にすることが多く、そういう女性が好かれるのか…と学びました。

確かに、まわりを見渡してみても、お客様との会食なのに自分の好き嫌いばかり言う女性は、同伴などのお客様との会食にお姉さんから声をかけてもらえず連れて行ってもらえなくなったり、お店でもお客様のお席にも呼んでもらえなくなっているようでした。

そのことにやっと気がついた10代の頃の私、自分のことを振り返ってみると食べ物好き嫌いが多く、お寿司屋さん連れて行ってもらっても、ウニやいくらなどの高級素材は苦手で、イカやエビ、梅しそ巻きばかり食べていました。

まぁそれはそれでお寿司屋さんに連れて行っても安上がりなよゐこだったのだと思いますが(笑)

好き嫌いを言わない

食べ物を残さない

そう決めてからは、出されたものは食べるようになりお腹がいっぱいの時でも残さないように努めました。

そう過ごしていたことでお客様からもお姉さんたちからも可愛がって頂ける存在になっていきました。

image by:Shutterstock

 

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