今では海外でも人気の盆栽。すでに”Bonsai”の名で世界的にも知れ渡っていますが、最近ちょっと変わった盆栽が登場しました。なんと空中に浮かぶ盆栽なのです。コレには日本人もびっくり。
2センチ上を浮遊する「空中盆栽」
その名も「空中盆栽」。
英語では「エア・ボンサイ」(Air Bonsai)と呼ぶそうです。磁気によって空中へ2センチほど浮かび、360度をくるくると回ります。
伝統的な盆栽のイメージを覆す新たなイノベーションです。
このエア・ボンサイは日本のチーム「Hoshinchu Air Bonsai Garden」が制作。
米クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」でプロジェクトへの寄付を募集したところ、目標の8万ドルに対して、なんとすでに37万ドル以上の資金が集まっています。
コンセプトは「浮遊する星」で、「その小さな星に願いを!」というメッセージ性を発信しています。
「空中盆栽」は伊万里焼きの”エナジーベース”と、水やりが必要な”リトルスター”と呼ばれる植物の組み合わせですが、気になるのはお値段。
ベーシックなセットは$200(約2万3700円)で、高いものだと$1,000(約11万8千円)と少々お高め。
海外のユーザーも反応
これには海外のユーザーも興味津々の様子。賛否両論のコメントがみられます。
「クール!」
「これは将来の日本の家を表現している。地震も防げるし」
「360度回転する植物、すごい」
「どこで買えるの? 私は絶対買う」
「植物にとってはストレスじゃないの?なんてバッドアイデアなんだ…」
「ちょっと怖いな」
こちらのサイトから寄付すると「空中盆栽」がもらえる仕組みになっています。
製品が届くのは今年の8月頃なのでまだまだ先ですが、楽しみですね。
あまり関係ないのですが、日本は「エア・・」なるものがよく話題になりますね。
世界エア・ギター選手権で優勝しているお笑い芸人もいましたし、「空気が読めない」を意味する略語が流行りました。
メイド・イン・ジャパンの「エア・ボンサイ」も世界各国で流行ること間違いなし(!?)でしょうか。
image by: Kickstarter
source: Kickstarter
文/MAG2 NEWS編集部