東京?それともニューヨーク? デート代が高くつくのはどこの都市かわかりますか?1位に輝いたのはあの都市です。
世界で1番デート費用が高いのはロンドン
「世界の都市で1番デート代が高いのは、ロンドン」と英テレグラフが報じています。
これは以前発表された、ドイツ銀行による「Cheap Date Index」という調査結果がもとになっています。
このレポートではマクドナルドのハンバーガーやソフトドリンク、映画、ビール、タクシー代など32カ国の都市のそれぞれの価格を比較し、 “シンプルなデート”の費用を比べたものです。
1位に輝いたロンドンのデート費用の平均は$121。
日本円にして、約13,800円です。(※2016年2月16日現在のレート)
1回のデート代が1万円を超えるとは、さすが物価高なロンドン。
あの世界最大の都市ニューヨークの$93(10,600円)を大きく引き離しています。
これとは対照的なのが、インドの3都市。
ムンバイ、ニューデリー、バンガロールなどは平均$23-26(約2,600円〜2,900円)ほどで済んでしまいます。
ロンドンに比べると1万円近くも違います、すごい差ですね。
そして、日本は東京が7位にランクインし、$99(約11,340円)です。
アジアの中ではトップに入り、ニューヨークよりも高いという結果がでています。
意外だったのは、ニュージーランドの首都ウェリントン。
$110で2位にランクインしています。
続いて、イギリスのエディンバラは$109で3位にランクイン。
そのほか、ベルリン、シドニー、パリはほぼ同程度の$104。
アメリカからはニューヨークのほか、サンフランシスコ、ボストン、シカゴの4都市が入っています。
ロンドンは都市戦略研究所による2015年度「世界の都市総合力ランキング」でも1位に輝いています。
このランキングは主要40都市を選定し、都市の力を表す6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)における70の指標に基づいて評価をおこなったものです。
ロンドンは住居、環境以外はすべて3位以内に入っており、総合的な都市としての魅力が評価されています。
東京は4位にランクイン。
ご存知?ビックマック指数
デート代の指標にもでてきたマクドナルドですが、「ビックマック指数」というものがあるのはご存知でしょうか。
これは各国の経済指標を図るもので、ビックマックの1個の値段で高いか安いかを見ます。
1986年よりイギリスの経済専門誌のエコノミストが毎年発表しています。
2016年1月に発表されたビックマック指数で1位に輝いたのはスウェーデンで、$6.44(約730円)。
これ、セットメニューではなく1個の値段ですよ。
2位はスウェーデンの$5.23(約596円)、3位はノルウェーの$5.21(約594円)。
そして本家アメリカは$4.93(約562円)です。
デート代が高かったロンドンとエンジンバラが含まれるイギリスは$4.22(約480円)で、7位でした。
気になる日本ですが、15位で$3.12(約355円)。
やはりこの価格が妥当だと感じてしまいます。
1番安いのはベネズエラの$0.66。
なんと約75円。
安いです、100円を切ります。
全世界に展開しているマクドナルドですが、値段にもこれだけの差があるとは…。
それにしても、デート代にマクドナルドをあげていましたが、はたしてどのくらいのカップルがデート先に使うのかは疑問が残りますね。
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文/MAG2 NEWS編集部