ワシントンD.C.の桜が一足先に満開のシーズンを迎えました。日本から贈られた桜はすでに100年以上、アメリカの人たちに愛され続けています。
米国ワシントンD.C.でも桜が咲き誇る!?
いよいよお花見シーズンの到来。
楽天トラベルの発表によると、同サイトにおけるこの春の訪日外国人旅行者は昨年比約55%増。
世界中の人たちが桜の虜になる中、アメリカのワシントンD.C.で、桜が一足早く満開の季節を迎えています。
ワシントンD.C.のポトマック河畔の桜並木は世界名所のひとつ。
1912年に日本から贈られた桜が、今でも地元の人々によって大切に守られています。
現在、このエリアに植えられている桜の数は約3000本。
3月23、24日に昨年よりも少し早めのピークを迎え、約150万人がこの桜祭りを訪れると予測されています。
ABCニュースによる現地の動画はこちら。
日本の桜にも負けない、なかなか見応えのある風景ですね。
InstagramやFacebook にも、続々と写真があげられています。
ちなみに、ドローンでの撮影は禁止されているとか。
桜満開のニュースを見たアメリカの人々のコメントは?
「日本人が考えたお花見ってすごくいいアイディアだと思うよ。桜が咲いた時に楽しむもので、祝日みたいに日にちが決まっていないのがいいよね」
「ワシントンに住んでいるんだけど、毎年、桜の木に登ったり、枝を折ったりする人がいて見てられないわ。市民はこういう事態を深刻に受け止めるべきだと思う」
「火曜日にワシントンに行くからそれまで咲いてて! お願い!」
「4月中旬にワシントンに行く予定だったんだけど、この様子だと予定を早めないと桜のシーズン終わっちゃうかな?」
「日本よ、ありがとう! 小学生の時に初めて桜並木を見た時の感動は忘れないよ!」
「桜の香りを経験した事が無い人は、まだ春の本当の美しさを知らないってことだと思う。一度あの香りを知ったら一生忘れられないよ」
日本からアメリカに桜が贈られてから100年以上の時が経ちました。
これから100年先も、同じようにアメリカの人たちに愛される存在であって欲しいですね。
image by: Shutterstock
source by ABC NEWS, マイナビニュース, Facebook
文/長塚香織