表参道に常磐線の風…若き才能たちによる「茨城ショートムービー」が上陸

2015.06.05
by よっすぃ~♪(まぐまぐ編集部)
IBARAKI1
 

世界各国から選び抜かれた約200本ものショートフィルムが、6月14日までの期間中に連日上映される、アジア最大級の短編映画フェス「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015」(SSFF&ASIA)。

表参道ヒルズをはじめとした都内5会場と、横浜の1会場で開催される、ちょっとアーバンな雰囲気の映画祭……そんなイメージもあったりするSSFF&ASIAですが、そんななかにあってちょっと異彩を放っているのが、6日(土)に開催されるプログラム「第2回いばらきショートフィルム大賞授賞式とノミネート作品上映」なんです。

茨城県を舞台とした力作を3本上映

茨城県が主催する「いばらきショートフィルム大賞」のSSFF&ASIAへの参加は、昨年に続き2回目。茨城の魅力を国内外に発信し、観光誘客の促進を図ることを目的とした同大賞には82本もの作品の応募があり、今回のプログラムではそのなかから選ばれた大賞ノミネート3作品の上映と、大賞作の発表がされるそうです。

大賞にノミネートされた上映作品は以下の通り。

IBARAKI1夏桜(summer cherry blossoms)
生見司織/日本/18:42/ドラマ/2015

IBARAKI2のっこいガール(Nokkoi Girl)
林 晃平/日本/09:59/ドラマ/2014

IBARAKI3帰ろうYO!(Let’s go home !)
松本卓也/日本/25:00/ドラマ/2014

各作品を手掛けた3人の監督のプロフィールですが、「夏桜」の生見司織監督は舞台などの女優を経て、13年から映像制作活動をスタート。また「のっこいガール」の林晃平監督は、日大芸術学部で映画制作を学ぶ学生さんとのことで、ともに映画監督としてのキャリアはまだ浅いものの、にもかかわらず“大賞ノミネート”ということで、どんな才能の持ち主なのかが、大いに気になるところですよね。

いっぽう「帰ろうYO!」の松本卓也監督は、日本各地で開催されているいろんな映画祭で、その名をよく目にする人物。……ネット上のニュースに詳しい方なら、数年前に「泡姫ちゃん」という、男性にいけない妄想を起こさせるネーミングのキャラが話題になったことを、覚えているかもしれませんが、そのキャラの仕掛け人としても知られる人物です。

茨城の魅力を伝える映画祭……ということで、これらの作品はすべて茨城県内をロケ地としたもの。山・海・湖と自然が豊富なうえに、古民家や木造校舎といったレトロな建物も茨城県には多く残っているとのことで、そういった面でもどこかしらホッとさせられる、そんなプログラムとなりそうですよ。

information:
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015

「いばらきショートフィルム大賞授賞式とノミネート作品上映」

6月6日(土)表参道ヒルズ SPACE O  15:40-17:30

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