行ってみましたショートショート映画祭 ~TOKYOプログラム~
こんにちは!まぐまぐイチの映画マニアを自任するイッシーです。会社のすぐ側で映画祭が開催されるなら行くしかない! ということで、今回、ショートショートのTOKYOプログラムに行ってきました!
東京ローカル、
日本人の監督だけでなく、海外の監督2名が参加しているのも注目です。外の人たちの目からほんとうは東京はどう映っているのでしょうか? 自分の知らない”TOKYO”が見つかるかもしれません。興味しんしん!
結婚の挨拶に来られた父親の心境は? 『しゃぶしゃぶスピリット』
娘の彼氏が結婚のあいさつをするために食事を囲むところから話は
父親がいちいち食事のマナーを厳しくチェックしているところなど、結婚のご挨拶にいく男性のいい教本になりそうな映画でした。女性なら、自分の彼が挨拶に来るときに教えてあげるといいかも!? 最後のエンドロールに出演者として、野菜の名前やお肉の名前だったりが流れてくる細かい演出が笑えます。
TOKYOの魅力を発見できる? 『トランジット・ビジュアルズ』
東京で絵の勉強をしている女の子、フィリイン人のジェニーが主人公。ある日ジェニーはアメリカから仕事でやってきたカメラマンのマイケルと出会います。ふたりは一緒に都内をめぐりながら、東京の魅力を発見していきます。
日本の食文化や四季折々の美しい風景を、海外の人の目線で教えてくれたところがステキでした。さつばつとした東京の暮らしの中にも日本の美的センス、人と人のあったかさだったり。東京ってやっぱり世界に誇れる都市だなーとつくづく実感できた作
東京にある島を舞台にした『サッカーストーリー』
ひきこもりの青年が旅を通じて成長していく『井の中の蛙』
東京を音で表現する『Tokyo Symphony』
音大の指揮科を卒業したエリカ。でも、実際に指揮を振ったことがないエリカは、いつも公園でひとり「東京をテーマに」指揮を振っている。そんなある日、指揮者募集のオーディションにきたエリカは盲目の年老いた作曲家から未完成の東京をテーマにし
作曲家とエリカはあの公園ですでに出会っていたという展開に、おもわず鳥肌がたちました。花火の音、
くせになりそうなショートショート
この短編映画集を通じて「もうすこし、日本、東京のよさをゆっくり探して見つめてみるのもいいかもしれない」と、海外のひとたちから教わった気がしました。日本人として日本に住んでいると、その良さに慣れてしまいがちですよね。また、普通の映画では流されてしまいそうな場面、テーマをぐぐっと集めて心をくすぐられるおもしろさがあるような気がします。長編映画もいいですが、サクッとその世界観に浸れる、ショート・ショート、くせになりそうです。