親の遺伝なんて関係ない。成功者が語る「ポジショニング」の重要性とは?

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多彩なキャリアを持つ成功者はどのように人生を生きてきたのでしょうか? 今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが、元リクルートの藤原和博さん自身の経験をもとに「ポジショニング」について語った一冊を紹介しています。

【藤原和博さんによる人生戦略書】⇒『どう生きる? 人生戦略としての「場所取り」の教科書』

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どう生きる? 人生戦略としての「場所取り」の教科書

藤原和博・著 祥伝社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、リクルートの東京営業統括部長、新規事業担当部長、初代フェローを経て、杉並区立和田中学校で東京都初の義務教育の民間校長を務めた藤原和博さんによるキャリア指南書。

著者は、初の民間校長を経験後、橋下徹大阪府知事特別顧問、佐賀県高雄市特別顧問、奈良市立一条高校校長を務め、現在はオンライン寺子屋「朝礼だけの学校」を運営していますが、その多彩なキャリアには、驚くばかりです。

どうすれば、理想のキャリアを手に入れられるのか、どうすればキャリアチェンジを成功させられるのか、どうすれば理想の生活を実現できるのか、迷っている人に刺さる内容だと思います。

昨今の若者は、遺伝や親の経済力など、「初期設定」が成功の要因だと思い込み、絶望しているようですが、著者が言う通り、「場所取り(ポジショニング)」と「タイミング」の方がずっと大事だと思います。

松下幸之助が「電気」の波に乗り、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグがコンピューターやインターネットの波に乗ったように、やはり。「ポジショニング」と「タイミング」がキャリアの鍵を握っているのです。

本書では、著者自身の体験をもとに、著者が考える「ポジショニング」のノウハウがまとめられています。

人生設計全般を考えたい20代、30代、今後独立を見据えているサラリーマン、50歳以降のキャリアを考えている方には、有用な内容だと思います。

著者が考える人間の器を大きくする方法、運を味方につける考え方は、40代以降の方におすすめです。

『処生術』以降、何冊も著者の本を読んできましたが、やはりキャリア系の本は外さないですね。

処生術

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