日本のあるレストランが開発した“サラダで作られたケーキ”が、いま海外のメディアやユーザーのあいだで話題です。色鮮やかな外見が目を引きますが、中身は低糖質・グルテンフリーです。
インパクト大の野菜ケーキが早くも海外で話題
「ベジデコサラダ®」とは、デコレーションケーキのように作られたサラダのこと。
大豆粉が使われた低糖質かつグルテンフリーのオリジナルブレッドで作られています。
昨年から名古屋のフレンチレストランのメニューの中で提供されていましたが、先日専門店としてベジデコサラダ®カフェがオープン。
コンセプトは「野菜を丸ごと楽しむ」だそうです。
image by: PR TIMES
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色鮮やかなで強烈なインパクトのあるこのサラダケーキですが、これは全部野菜のナチュラルな色なんだとか。
原材料も麹や豆腐などを使用しているので、とてもヘルシーです。
カラフルで、いかにも甘ったるそうな見た目と、野菜などのヘルシーな食材でできている中身とのギャップ、そして“野菜ケーキという怪しさ”がウケたからなのか、海外メディアでも多数取り上げられています。
英マリ・クレールでは、「サラダケーキは、ケーキにおこった最高で最悪な出来事だ」という見出しで、「いま日本では、サラダでできたケーキが新しいトレンド。見た目が素晴らしいが、もしパーティーでこのケーキが提供されたとき、甘いケーキだと思い込んだゲストは、一口食べて失望するかもしれない」と報じ、味については懐疑的なようです。
Mashable Asiaは「新しいカフェが憂鬱なサラダを、小さな美しいケーキに変貌させた」という見出しで、「奇妙で美しいケーキとサラダのコラボ」、「見た目は素晴らしいけど、ケーキはケーキ、サラダはサラダであるべきではないか?」と少々懸念しています。
ではユーザーの反応はどうでしょうか? どうやら賛成派と反対派に分かれるようです。
Take me to Japan to get one of these! #saladcake https://t.co/qDpLUYvPUB
— Emma Sandoe (@emma_sandoe) 2016年4月4日
「これ食べたい!私を日本へ連れて行って」
「甘いものは嫌いだけど、サラダは好き。かなり魅力的だな!」
「私は美味しいチョコレートケーキのスライスが食べたいな。ちょっとした罪悪感とともに味わうと、美味しく感じるよ」
「素敵に表現された野菜を食べるのはいいし、ほとんどの野菜は大好き。でも、ケーキはケーキでなきゃ」
「ここスウェーデンにはサンドウィッチ・ケーキっていうのがあるよ。誕生日や記念日にみんな食べるんだ。中には魚やパテが入っていて、マヨネーズとたくさんの野菜がトッピングされているケーキなんだけど、本当にうまいんだよ!」
「アメリカには絶対上陸しないだろうな。暴動が起きちゃうよ」
「やっぱり砂糖やバターをたっぷり使ったデザートが欲しい」
「果物並みの糖分を含む野菜だってあるんだよ」
ユーザーのコメントにもありましたが、スウェーデンの「サンドウィッチ・ケーキ」、気になりますよね。こんなケーキです。
image by: Wikimedia
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こちらもかなりのインパクトがありますね。
スウェーデン語で「Smorgastarta」と呼ばれるこちらのケーキ、エストニアやフィンランドでも親しまれているのだとか。
様々なレシピがありますが、基本は卵やマヨネーズがベースで、具材はリバー・パテ、オリーブ、エビ、ハム、キャビア、トマトなどが盛り付けられています。
野菜でできたケーキと、普通のケーキ、あなたはどちらが食べたいですか?
Image by: PR TIMES
Source by: PR TIMES,マリ・クレール,Mashable Asia, ベジデコサラダ®, メール・オンライン
文/MAG2 NEWS編集部