4月から塩分摂取基準が引き下げられたとはいえ、日本人はまだまだ取りすぎと指摘するのは無料メルマガ『下半身がみるみるヤセる!』を配信するナターシャ・スタルヒンさん。さまざまな生活習慣病を引き起こすばかりではなく、下半身太りの原因にもなる塩分を取り過ぎない料理法や食材をレクチャーしてくださっています。
脚を太く、醜くする元凶をカット
4月から日本人の塩分摂取基準が引き下げられたって知っていた? 1日あたり、男性は9g未満→8g未満に、女性は7.5g未満→7g未満に…。
人間が1日に必要な塩分は1g程度、な~んていわれているのに、日本人の平均摂取量は10g。基準値が下がったとはいえ、まだまだ摂りすぎなのよね。
塩分摂取は、高血圧をはじめ、さまざまな生活習慣病と関わっているばかりではなく、下半身を太く、重く、醜くしてしまう元凶。下半身ヤセのためにも、塩分カットは最重要事項といえるのよっ!
「カロリーがないのに、なぜ塩分で下半身太りに?」って、不思議に思う人も多いでしょうね。
確かにカロリーはないけど、塩に含まれるナトリウムは水を呼びこむ傾向があるの。抗利尿作用もあるので、水分を体内にため込むように作用してしまうのね。
脂肪が燃焼してできる燃焼水もいつまでも出ていってくれないから、と~ってもヤセにくくなる。それに、水は重量があるから体重増につながるし重力の関係で下半身にたまっちゃうの。
塩分をうまく減らす
塩分をとりすぎて、ナトリウムとカリウムのバランスが崩れると、リンパ排液がうまくいかなくなり、リンパが停滞すれば、それによって運び去られるべき毒素も老廃物も組織の内にとどまってしまう。
セルライトにとっても最悪の事態ね。
こうした状態を解消するには何といってもまず、塩分の多い食品を控え、調味料の使用も少なくしたいね。
うま味の多い旬の食材を選んだり、ナトリウム以外のミネラルも含む「自然塩」をつかうのが◎。シソやショウガ、レモンやハーブ類などを利用すれば、薄味の物足りなさをカバーできるね。
仕上げにゴマ油を加えるとか、調味料を表面につけるように料理すると味を濃く感じるよ。
基本的に味付けが濃いめの外食は、プラスの調味料は避けるようにね(ソースをドバドバ~なんてダメよ~ん)。
塩分を控えるとともに、カリウムを多く含む、昆布やひじき、ほうれん草や小松菜、アボカド、バナナなどの野菜やくだものも、しっかりとって余分なナトリウム追い出し作戦も考えたいね。
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『下半身がみるみるヤセる!』
ダイエットすると胸ばかり小さくなり、かんじんの下半身はちっともやせないと嘆くあなた。そんなあなたに、下半身痩せ指導歴約30年、美容健康界カリスマ、ナターシャ・スタルヒンが、厄介なセルライトさえスッキリさせる美脚痩身術の全ノウハウを伝授します。
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