古都のグルメ。京都ツウが全力でオススメする「定番本場の味」10選

 

にしんそば

京都で昔から有名なグルメの1つと言えばコレ。江戸時代、蝦夷(北海道)から水揚げされたニシンが乾燥され身欠きニシンに加工され北前船などで京都にも運ばれました。当時はまだ冷凍・冷蔵保存が出来なかったので、魚などを生で新鮮なまま輸送することが出来ませんでした。そのため乾燥された身欠きニシンは加工品として長期保存が可能な海産物として重宝されていました

にしんそばは身欠きニシンをみりんで甘く煮付け、そばの上に乗せて頂く京都を代表する名物そばです。最初はちょっと違和感がありましたが、甘い味付けのにしんと出汁が合わさる味はとても美味しいです。特に寒い季節にはたまりません。是非一度祇園四条の南座の隣りの老舗「松葉」で味わってみて下さい。

総本家にしんそば松葉

予約:075-561-1451
住所:京都府京都市東山区川端町192 南座西隣
アクセス:四条河原町駅より徒歩5分
営業日・営業時間:10:30~21:30
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)

千枚漬

京都といえば漬物で、中でも最も人気のあるのが千枚漬です。京野菜のカブの漬物で上品な味わいの中にピリッとした刺激が後を引きます。毎年10月ぐらいになると、お漬物屋さんの軒先に「千枚漬けはじめました。」という札がかかります。春までの間楽しめる定番のご当地グルメでお土産にも最適です。

千枚漬は京都の漬物のひとつでカブを薄く切って昆布、唐辛子とともに酢漬けにしたものです。江戸時代末期に御所の大膳職の大藤だいとう藤三郎が宮中の献立として考案したとされています。これが殿上人に気に入られ、めでたさを表す青松に見立てた壬生菜を添え、千枚漬と名付けました。

千枚漬本家 大藤(だいとう)

予約:075-221-5975
住所:京都府京都市中京区麩屋町通り錦小路下る東側町528
アクセス:河原町駅から徒歩5分
営業日・営業時間 8:30~18:00
定休日:木曜日

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