家庭教育アドバイス・・・叱った後のフォローを大切に
余りにヒステリックに叱っていると、子どもは、親の逆鱗に触れないように、親の顔色を窺うようになり、次第に嘘をついたり、こそこそ隠れて何かをしたりするようになりがちです。
そうなる前に、親として自分の感情をコントロールすること。
それ程までに怒ること?イライラの素は、本当に子ども?この二つを踏まえると、感情の高ぶりも落ち着きます。
それでもヒステリックに叱ってしまい自己嫌悪に陥る場合もあります。そんなときには、子どもに素直に謝りましょう。
「さっきはものすごく怒りまくってごめんね。とてもイライラしていてついあなたに当たってしまった。本当はあなたは悪くない、勝手に怒りまくってごめんね」
真剣に子どもに向き合えば、子どももわかってくれますし、子ども自身の気持ちも伝えてくれます。
感情に任せて怒ってしまったときは、フォローをしっかりとしましょう。
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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き、毎週月曜、木曜の二回に亘って配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。
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