例えば、「母音を抜く」「1文字ずつずらす」などです。Facebookのパスワードを作るのに
- fcbk
として最初や最後に入れる。次にアルファベット順で1文字ずつずらします。
- fcbk → gdcl
これではFacebookとの関連性は他の人にはすぐにはわかりませんし、サイトごとに個別化できます。自分の名前なんかも例えば私の名前なら「masaaki」なので、母音を抜けば
- msk
となります。これを先ほどの文字列に加えてみます。
- gbclmsk
これだと、一見ランダムな文字列に見えます。名前の方は1文字前にずらす、というのもいいかもしれません。mskはlrjとなるので
- gbcllrj
もうサイト名と名前から作った文字列とは思えないものができます。
あとはここに忘れない日付をもとに数字を入れる。自分の誕生日でもなんでもいいのですが、これも特定のルールでずらしておくとわかりにくくなります。入れるのも
- サイト名 数字 名前 数字
と分割して入れるとさらにいいでしょう。もし記号が使えるのなら
- i → !
とひっくり返したり、数字の上の記号を使うのも手です(私はUSキーボードなので、「1 → ! 2 → @ 3 → #」となります)。
サイトの文字列や自分の名前、誕生日をそのまま使うのはパスワードとしては覚えやすいですけど、破られやすい。それを
- 母音を抜く
- 1文字ずらす
- 記号に変換する
というちょっとしたルールで暗号化することで、覚えやすいままで安全性の高いパスワードが作れます。「これで完璧」というパスワードはないかもしれませんが、破るのに時間と手間がかかるものにしておくことで、安全性は格段にあがります。自分ルールの暗号化、是非やってみてください。
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