お金持ちもコッソリやってる、貧乏臭くない5つの「節約術」

 

投資でやってはならないこと

さあ、ここまで見えてくると投資も楽しくなってくる。経済誌やこのメルマガを読んでいるれば「儲かりそうだ」という銘柄も見えてくるだろう。(私のメルマガは消費財中心だが)

ここで、一般投資家が陥る罠は生活に必要な資金で投資を始めるということだ。中には、借金をして儲け話に手を出す人も少なくない。特に、自分なりの投資スタイルが確立されてくると、生活費や必要資金を投資に回すことは少なくない。

上記の通り、私の必勝投資スタイルは、「世界のお金の次の場所」を読み、「割安な時期」に 購入し、「必要とあれば数年持っておく」ことで上昇を狙い「想定した利益率が確定した」ら売却するというものだ。したがって、場合によっては数年ぐらい塩漬けの期間が必要になってくる。

私も初期の頃は失敗したが、生活に必要な資金となると、株安トレンドが襲い自分の口座が真っ赤っ赤になると本当に精神的に辛くなる。場合によっては一発逆転狙いで博打に出たり、あまりの怖さに、不要に損切りをしてしまったりするのだ。私も何度もそれをやった。だから気持ちはよくわかる。

更に、子供の教育費、旅行、車のローンなど、必要なお金が足りなくなると、本当はもっと持っていたいのに、お金の必要に迫られて、赤字のまま売却せざるを得なくなり、大損するということもある。だから、投資というのは、極論を言えば10年単位で放っても家計に影響を与えないお金でやるべきである。

そう言うと、必ず「そんな余裕はありません」ということになるが、先ほど言ったように、今はネット証券を使えば、株でも投資信託でも1万円ぐらいからできる。儲けようと思って、無理やり何十万、何百万もかき集めようとするから失敗する。私は、たとえ毎月1万円でも投資の世界を経験することはものすごく良いことだと思う。私は、友人には「たとえ、1万円さえなくても、実際に投資をしたとシミュレーションし、もし、投資をしていたら儲かっていたかどうかを見てみろ」とアドバイスしている。

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