冬こそ食べたいパイナポー。咳止めシロップの5倍の効果も?

 

実はこのブロメライン、皮のほうが実よりも多く含まれています。実だけ食べて皮を捨ててしまうのはもったいない! だからといって、どういう風に食べていいのかもわかりません。

そこでお勧めしたいのがお酢につけること。氷砂糖につけておけば、皮の成分がお酢に移ります。パインの皮と氷砂糖を同量用意して、瓶の中にひたひたになるほどのお酢を注げば準備完了。熟成期間はお好みですが、3日くらいから飲めるようになります。飲むときはいったん漉してからでないと、皮のくずがお酢の中に落ちていて飲みにくいです。風邪かな? とおもったときに、まずこのパイン酢で様子を見るといいかもしれませんね。

パイナップルはほかにも、疲労回復に役立つクエン酸や糖質代謝を助けるビタミンB1、細胞の生まれ変わりを助けてくれる葉酸、抗酸化作用のあるビタミンCが含まれています。ちなみに、パイナップルで口の中がちくちくするのはシュウ酸カルシウムのせいです。針のような形をしています。長芋をさわったときにちくちくするのもこのせいです。

また、葉っぱの部分も実はこんな利用法があります。

パイナップルの育て方

私、自慢じゃないですけどサボテンを枯らす女なので、3~4年もかかる大物を栽培する自信がまったくありません。どなたかチャレンジ中の方がいらしたら、ぜひお話を伺いたいものです。

風邪をひいていなくても、年末にむけてお仕事が追い込みの方に、風邪を引けない受験生に、風邪の予防薬としてぜひぜひパイナップルを食べていただきたいと思います。

image by: Shutterstock

 

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ベジタブル&フルーツアドバイザーであり、薬膳に関する資格も取得に向け勉強中という筆者が、世界の食材や食習慣を「栄養」「中医学」「英語」という3つの面から紹介する、一石三鳥のメルマガ。
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