贅沢をしている高級官僚が「CO2削減」を掲げるニッポンの矛盾点

 

お母さんに怒られながら苦労して勉強し、大学受験、就職試験を突破してモーレツに働き、その結果、給料が増えても「環境のために我慢するのだったら何を努力し何で頑張るのかわからないのです。

実は、20世紀はあまり何も考えずに消費してきたら、20世紀後半になって「環境問題」に気が付きました。そして、またあまり何も考えずに節約を唱えて日本人の人生は大きく損をしました。その損は単にお金のことだけではなく、自分がしたいこと、美味しいご飯、大きな家、ゆっくりした生活、着飾ることができただろう洋服、したかった研究、やりたかった事業・・・の多くを逸したことを意味しています。

リサイクルはその中でも損害の多い行為です。一刻も早く止めて環境を総合的に考え、幸福な人生を送ることができる日本を子供たちに残したいものです。

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中部大学教授の武田邦彦です。主に環境問題や資源に関して研究を行っております。 私のメルマガでは、テレビや雑誌新聞、ブログでは語ることが出来なかった原発やエネルギー問題に鋭く切り込みます。

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