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老いを楽しむ余裕ができる。知っておきたい「終活」4つの心得

長寿大国ニッポンで、余生を自分らしく楽しく生きるためにはどんなことを心がければ良いのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では、著者・廣田信子さんが「終活の講演」で聞き、ためになったポイントをわかりやすく解説しながら、「老いるとは? 暮らしとは? 人生とは?」といった、老後のテーマについて深く掘り下げています。

終活のマインドは、若い人にも管理組合運営にも役立つ

こんにちは! 廣田信子です。

終活の講演を聞き、改めて気付きがありましたので、メモしておきたいと思います。

● 老いを生きるということ…

老いない、死なない、そんな奇跡は起こらない。老いることは幸せでも不幸でもない

100%間違いのない完璧な真実があるとしたら、人は老い必ず死ぬ自分だけに奇跡は起こらない

● 心の健康を…

身体能力が落ちたり、若いころのように頭が回転せず、物事が素早くできなくても、「そういうもんだ!」と思って、その時にできることをすればいい。

手段としての「健康」を目的化しない。肉体は年をとるが心は年をとらない。「健康」な体で生きている今、何をするかだ。

● 断捨離をしよう

あとに残る人のためにも、自分の手で身の回りの整理・処分をしよう

あの世には、何も持っていけない。部屋や物入れのスペースをとっている「それ」は、本当に必要ですか? いつか使うかも…って本当? コンパクトでシンプルな生活をしよう。

● 自分でどうにもならないことは気にしない

自分が管理できるのは今日をどう生きるかだけ。過去も未来もコントロールできない。他人もコントロールできない。自分で管理できることと、できないことを明確に区分し、自分が管理できる今をしっかり生きればいい。

どれもこれも、高齢者に限らず、どの年代の人にも当てはまることです。むしろ、若いうちにこのことに気づいたら、人生を豊かに生きることができるでしょう。

人生の良し悪しは心が決めるのです。暮らしをシンプルにして、今の自分を肯定し、今を生きよう!

健康、長生きは目標ではなく手段。大事なのは、この世で何ができるかだ。自分の心が喜ぶ生き方をしよう!

こういう話を、普通にマンション住民向けのセミナーでできるようになったら…と思いました。管理組合を悩ます争いやトラブルや無関心の一番の対策になりそうです。

まずは自分ですね!

 
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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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