ダバオはドゥテルテさんが大統領になる前、長年市長だったところ。就任前、ダバオと言えばものすごい治安の悪いところだった。
俺がなんとかする~! とばかりにドゥテルテさんが犯罪撲滅に向けて、極端な政策方針を貫いた所。銃片手にでっかいバイクに載って自ら町を走り回ってましたから。フィリピンのダーティー・ハリーの異名を持ってましたよ。その頃の写真をみたら誰よりも危ない人です(笑)。
私設処刑団を雇ってるなんて言われてね(結構マジでそう言われてる)。犯罪者、特に麻薬系の人間はバシバシ捕まって(というか何故か死んじゃってるのも)いました。
彼のやり方は賛否両論ですが、確かにダバオはフィリピンの中でも比較的安全な都市へと生まれ変わりましたね(今やまあそれを国レベルでやろうとするから問題なんですけど…)。
ダバオ市民にとってドゥテルテさんは名士のなかの名士。彼が招待するっていうんだから頑張って準備したんだろ。もちろん準備にお金もかなり投入されているだろうし、練習や段取りやら市民はやらされてるんですよ、そういう指示で。
でもですね、一回ぜひこの動画みてほしい。想像以上に大騒ぎです。小生、大笑いしてしまいました。
ダンスしたり、「せ~かい~はひ~と~つ~なんて」日本語で歌っちゃったり。ようこそなんて手文字つくったり。旗もって熱烈に総理を歓迎してたり。あらあら総理ドリアン試食させられてるよ。
もともとは厳しい指示のもと練習させられてたり、準備させられてたり絶対してるんですが、実際その場になると、楽しんじゃってます、フィリピン人(笑)。
根っからのお祭り好きですからね。わーわーやっているうちに楽しくなっちゃって、本当に歓迎している気になっちゃうもんです。これこそフィリピン人って感じ。