その中に、日本語の漢字で、「安い」の「安」が書道で書いてある置き物を発見。
よく日本の屋台や市場で見かける「安い」の文字だ。
がらくたを売ってるので安いよーという意味でおいてあるのだろうか?
でも、すぐ横に立って中古品を販売する年配の女性は2人ともアメリカ人だ。
もしかしたら日本語がわかる方々なのかもしれない。
もしくは、ニューヨークには書道のクラスを開催しているところがあるのでもしかしたら、そこで習った漢字なのかもしれない。
このあたりは立地が良いのでアパートの家賃は高めだし、海外の文化に興味があるという方も少なくはないはず。
アメリカでは、皆さんご存知のように日本語のひらがなや漢字はアート作品のようだと人気。禅の精神に対する敬意もあるのだろう。タトゥー入れてる人もいる。
日本語そのものがアートっぽいということで高級カジュアルウェアのデザインになってたりもする。
しかも、街中でこのブランドの服を着ている人けっこう見かける。
(ご参考)
・英系ブランド、スーパードライ(Superdry)が日本のイメージ向上に貢献?
そう、これはイギリス生まれのファッション・ブランド。
そんなわけで日本製じゃなくてもわざわざ日本風の製品には日本語が使われていることも珍しくない。
・・・なーんてことを思いながら先ほどのガレージセールで見つけた「安い」の「安」と書かれた置き物をよく見たら、ちっちゃい文字で英単語の「Tranquility」の文字が!!
「Tranquility」とは、落ち着きとか静寂、平穏、安らぎという意味。
ほー、なるほどー。
というこは、これは、「安い」の「安」ではなく、どちらかというと安らぎとか安心の「安」だったのだ。
日本人なら、「安」だとやっぱり『100円セール、激安!』をイメージしちゃうので、「安」ではなく、「静」と書くように思う。
日本語って面白い。
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