安倍総理、中国も批判
安倍総理は、北朝鮮だけでなく中国も批判しました。
中国をめぐっても、G7首脳は東・南シナ海での強引な海洋進出にとどまらず、世界各地での活動について懸念を共有。首脳同士で踏み込んだ議論が行われたが、「ここでも議論を主導したのは安倍首相だった」(同行筋)という。
(同上)
中国についても、北朝鮮と同じですね。欧州やカナダは「遠い」ので、南シナ海、東シナ海問題に興味がない。トランプさんは、北朝鮮問題で習近平の協力が必要で、批判できない。それで、どうしても距離が近く、モロに脅威を感じている日本が中国を批判することになります。
ここでも(遠いので)反応は鈍いですが、中国がやっていることの「事実」を伝えておくことは大事です。
中国は、「強烈な不満!」を表明
この安倍総理のふるまい、中国は気に入らなかったようです。
中国、サミット首脳宣言に「強烈な不満」と非難
読売新聞 5/28(日)21:46配信
【北京=東慶一郎】中国外務省の陸慷(ルーカン)報道局長は28日、イタリアで開かれた主要国首脳会議(サミット)の首脳宣言について談話を発表し、中国の海洋進出を念頭に「東・南シナ海情勢への懸念」が明記されたことに「強烈な不満」を表明した。
談話は、宣言が「国際法の名を借りて東・南シナ海問題のあら探しをしている」として非難した。中国は問題解決のため当事国と直接協議をしていると強調した上で、先進7か国(G7)などが「無責任な言論」を発表しないよう求めた。
中国は問題解決のため当事国と直接協議をしている
そうです。そうなんです。中国は、「問題解決のため当事国と直接協議をしている」のです。たとえば、フィリピン。
比大統領、 南シナ海問題で「中国から戦争になると警告された」
AFP=時事 5/20(土)15:31配信
【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は19日、南シナ海(South China Sea)の領有権争いをめぐり、中国政府の首脳陣から戦争する準備はできていると警告されたと明かした。
中国政府の首脳陣から戦争する準備はできていると警告されたそうです。どういうことでしょうか?