【秋葉原】ラーメン官僚が「余韻」という名の海に溺れた、味玉つけ麺【志奈田】

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日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・秋葉原「九十九里煮干つけ麺 志奈田」の純濃煮干味玉つけ麺。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、感動の溜め息がこぼれ出てしまうほどのハイクオリティとベタ褒めした、九十九里煮干つけ麺 志奈田の純濃煮干味玉つけ麺のお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】九十九里煮干つけ麺 志奈田

志奈田@秋葉原にて、純濃煮干味玉つけ麺。

本年6月24日、アキバの人気店『志奈そば田なかsecond(2015年12月オープン)』が、屋号と味をリニューアル。

技巧を凝らした淡麗系ラーメンの提供から、骨太かつ重厚な創作つけ麺を提供する店舗へと華麗に転身。

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秋葉原・末広町エリアは、かねてから、都内の中でも指折りの濃厚系1強型の地域という印象があり、これは当方の推測だが、今回のリニューアルは、多分に地域性を考慮したものではないかと考えている。

今回は看板メニューである「純濃煮干つけ麺」を味玉入りでオーダー!

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鶏と豚を徹底的に煮込んだ動物系の白湯出汁に千葉県産の煮干しを大量に加えたつけダレは、率直に申し上げて、感動の溜め息がこぼれ出てしまうほどハイクオリティ。

個性こそ、これまでのメニューよりも抑え気味の感があるが、その分、どうすれば完璧無比なうま味が演出できるのかを考え尽くした「思考の跡」が見受けられる。

煮干しに用いられているアジ干しの効果なのか、つけダレを口に含んだ際に感じる味の余韻の質の高さが強く印象に残る。

スープをこれ以上ないほど力強く持ち上げる多加水幅広平打ち麺のチュルンとした啜り心地も、病み付きになりそうな好塩梅。

ホームランを狙えばここまでの傑物が作れるのかと、店主のスキルの高さに改めて感服&脱帽。

これは美味い!

個人的には、これまでの『田なか』が提供してきたいかなるレギュラーメニューよりも、好みかな。店を出る頃には固く誓っていた。

近い内に再訪し、提供されているメニューをコンプリートしようと。

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DATA

九十九里煮干つけ麺 志奈田

営業時間 (火~土)11:00~15:00 17:00~20:45 (日)11:00~18:00

住所 東京都千代田区外神田3-4-1

定休日 月曜

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

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1972年11月生まれ。高校在学中に初めてラーメン専門店を訪れ、ラーメンに魅せられる。その後、順調にラーメンの世界にハマり、大学在学中の1995年より、本格的な食べ歩きを始動。今では「ラーメンの魅力の探究」をライフワークとし、年間700杯を超えるラーメンをコンスタントに実食しながら、ラーメン情報を各種媒体に精力的に発信している。これまでに食べたラーメンの総杯数は12,000杯に及ぶ。日々の食べ歩きの様子は、FacebookTwitterを御参照ください。

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