アフリカの地元食材のみで日本料理店を開業した男の奮闘記

 

◆◇◆ 3/20(金) ◆◇◆

今日は、マルシェカストーロというダカールでも大きな市場へ。いよいよ本日ウスターソースを作るということで必要な食材を購入。ソースだけ作ってもしょうがないので、今日の夕飯はコロッケに。

帰宅後は和心のホームページの作成など。やっと公開できました! 日本食堂「和心」公式ホームページ

ホームページはまだまだこれから追記や改良をしていきます。何かお気づきの点がございましたら、是非ご連絡いただけたら嬉しいです。

さて、夕飯のコロッケとウスターソース作りに入る。ウスターソース、かなり旨い!

正直、日本の市販よりも全然美味しい。身体にも良いし、これは和心で出したら喜んで頂けるだろうな。コロッケもアジフライの時よりも衣の乗りが良くできた感じ。

こうやってメニューに合わせて料理の試作をやっていくのはかなり楽しい作業。次は何を試作しようかな?(笑)

◆◇◆ 3/21(土) ◆◇◆

朝一で予定がキャンセルになり、突如予定がなくなる(笑)

昨日の続きのホームページ作成の続きをやったり、子どもと家で遊んだりと過ごした。

それにしても子どもの成長には驚くばかり。セネガルに来た当初はセネガルの家でも落ち着かなかったが一日で慣れ、今では僕がほうきを持ちだして掃除をしていると、ちりとりを持ってくる(笑)

まだ、全然喋れないけど、「あー」とか「はい!」とかでも全然コミュニケーションが取れてきている。

海外での生活や子育てには、メリットもデメリットもあると思う。でも家族と過ごせる時間は確実に長くなる。日々成長している1歳の息子を見ていると、本当に楽しいし、幸せな気分になる。

さて、和心ホームページの方はちょこちょこ修正を加えた。ただ、僕はコーディングが出来るわけではなく、サイト製作のプロフェッショナルではないので、少し時間が掛かってしまう(笑)

でも和心のホームページは力を入れたいと思っていたし、満足のいくサイトが出来たと思う。

夕方は息子と2人で近くのスーパーまで買い物へ。鶏肉と米を購入。

今日は妻が鶏じゃがを作った。こ、これは、旨い!

和心でおつまみとして出しても美味しいだろうし、弁当に入れても絶対に旨い! セネガルの食材、調味料だけで、この味が出せるとは恐れいります。

◆◇◆ 3/22(日) ◆◇◆

今日は家族でセネガル人の友人宅へ遊びに行く。美味しいご飯もごちそうになった。

こちらの家庭は家族でレストランも経営しているだけあって料理がすごく美味しい! 普段はセネガル料理は食べられない息子も初めてのセネガル料理は気に入った様子だった。

食後は、和心の出店場所についてみんなで話し合ってくれた。遊びに来ていた親戚の一人が、良さ気な物件を知ってるらしく、今度紹介してくれるという。その後は市場に買い出しへ行き、帰宅。夕飯はトマトパスタ。

そして、食後にあんこを作る。あんこは手間はそれ程掛からないが、煮こむこと約2時間半。美味しいあんこが出来た。とてもセネガルの食材だけで作ったとは思えない味。

これで白玉あんみつとか作ったら美味しいだろうな~なんて思いつつ、今日はもう遅いので就寝。

 

『【西アフリカに日本食を!】日本食堂「和心」開業への道 in セネガル』
著者/原田翔太
西アフリカのセネガルで、日本食堂「和心」という名前の日本食料理店を開業するまでの手続きや物件の契約、料理メニューの開発など、本当に立ち上げの段階から書いています。
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