その意味では、今回の Netflix のケースは非常に魅力的です。製作は、日本の制作委員会が行ない、Netflix がグローバルな配信権利を購入してオリジナル・コンテンツとして配信するという、なかなか良いディール(=座組み、契約形態)のように思えます。
Netflix 自身は映画製作はしない会社だし、Netflix としては日本のアニメを使って世界中のアニメファンを Netflix の会員にすることを狙っているので、ディズニーのように飼い殺しにすることはありません。
たまたまタイミングが重なりましたが、ディズニーが2019年からは Netflix へのコンテンツの提供を辞め、独自の配信サービスを行うと宣言したことも、追い風になると思います。
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